宮部みゆき:夢にも思わない

  • 2008/12/13(土) 14:14:07

中学生が主人公 将棋部の島崎とサッカー部の緒方

「今夜は眠れない」の続編的なもの

私はまた 本編を読むまえに 続編を読んでしまったようだ。


緒方はクラスメートの 工藤さんにお熱を上げている

清澄庭園で虫聞きの会が催される
そこに工藤さん一家が訪れると効いた緒方は めかしこんで
清澄庭園に向かう

清澄庭園で待っていたのはなんと
殺人事件っ?!


大人顔負けの洞察力を持つ島崎
天然だけど人の心をじっくりと考える感じていく緒方

重松清:カシオペアの丘で

  • 2008/11/28(金) 01:45:05

ちょっと 読むタイミングがあわなかった
いい話だったけど
重かったし
長かったし
前置きも長かったし
複線も
ふりも むぅーん だったかな。

夕張市の人が
ガン患者本人 家族が
家族を不幸な事故で亡くした人が
車椅子で生活をしている人が
殺したくて頃他のではないのに人を殺してしまって苦悩している人が
子供を流産した人が

読んだらどう思うのだろう。

命の大切さを 訴えている 問うている内容である。
難しすぎるトピックではある。

ちなみに炭鉱で廃れた町が舞台
これを読んでいるときに 映画フラガールをテレビで見た

炭鉱という ゴールドラッシュが残したもの
まだまだ 人の心に何かを残す

マルセル・エイメ:壁抜け男

  • 2008/11/28(金) 01:21:14

どんな壁もすり抜けてしまう男
  壁抜け男

醜い容姿と弱い頭の男がどうしても欲しかったオルゴール
それを奪って牢獄に入った男の身の上に 最後に訪れる奇跡
  変身

同時存在という能力を持った美しい女性
煩悩に任せて六万七千余増えていった女性の末路
  サビーヌたち

24時間生きて24時間死んでいる男の悲劇
  死んでいる時間

貧しい親子に訪れる素敵な瞬間
  七里のブーツ

登場するのは少し生真面目で 貧しくて
そして とんでもない能力を持っている人たち
(七里のブーツ以外)
その奇想天外な人物の設定 普通なら少しおふざけだったり
ゆるい文章かと思いきや
淡々と硬い文章で描かれている

そのギャップがまたオモシロい。
不思議に後を引く物語ばかりだった。

訳している人の表現がオモシロいのかなぁ
長島亮三

宮部みゆき:楽園 上下

  • 2008/09/28(日) 13:25:17

模倣犯で活躍した ルポライター 前畑滋子
あの事件から9年が過ぎた

書くことが辛い 向き合えない あの事件
それをまだ 乗り越えることは出来ない

出来ないながらも ゆっくりとではあるがまた
ルポライターの仕事を始めていた。

息子 等 を交通事故で亡くしたという敏子 というさえない
平凡な主婦が おかしな依頼を持ってきた。

息子は超能力があったんじゃないかと

息子が残したスケッチブックの中に
風見蝙蝠 家の中の少女の死体 

16年前 土井崎元 向子夫妻が長女を殺害し家の床下に埋めていた
もらい火で家が半焼
夫妻は自首した。
しかし 時効は成立していたため罪に問われることはなかった。

土井崎夫妻の次女 誠子 からも依頼を受け 
そしてこの事件の真相を追う事になった。

等は超能力者だったのか
なぜ 土井崎夫妻は長女 茜 を殺さなければいけなかったのか

ルポライター 滋子の好奇心はぐいぐいと 盛り上がる




私は 模倣犯を読んではいない
映画で見た。
なんかそれで十分なくらい 残酷で やるせない 内容だったように思う
重すぎた気がした。

でも 読んでみようかなって思った。
これを読みながら。もう一回 振り返ってみてもいいかもしれない。

久しぶりに読んだ 宮部みゆきさんは やはりオモシロい。
彼女の頭の中はどうなっているんだろうねぇ

重松清:きよしこ

  • 2008/09/15(月) 19:07:00


吃音で苦しんでいる少年に向けて 個人的な話として
大人になる前の 青年と呼ばれる前の 少年の頃の話を
日記のような物語にして 送った 短編集


吃音 カ行とタ行 徐々に濁音 にも苦労して成長した
少年と呼ばれた時間の中で
度重なる引越しで繰り返される 出逢い 別れ 悲しみ

吃音はいじめられる 笑われる 友達も出来ない日々が続いた
自己紹介で自分の名前を言うのは辛い
だってきよし の き は カ行で。。。

きよしこは
クリスマスの きよしこのよるのうたを まちがえてきいてしまったのです。
くぎりをまちがえてしまった。
でも
心の中の言葉なら どもらないですんなり たくさんたくさん
いいたいこといえる。きよしこは きっと心の中の言葉を聞いてくれる
って 思ってしまったのだ。きよしは。
それから まってまって

七つの短編集
引っ越した先での少年のであった人たち
学校の生活
部活
初恋
青年になる前の話が つづられている。
たくさん 泣けた。
代打の言葉を捜しながら 話したり
人から変な目で見られたり
共感できる苦しみが たくさんあった。

こんな小さいうちから 吃音が酷くて 言いたいことが全然いえなくて
苦しい時間が多かったら私はどんな人間になっていたんだろう。

欲しいプレゼントがあれば しゃべらずに一生懸命指をさして
こびただろう
自分の名前を言うことが出来なかったら
いつも 旗を準備していたかもしれない
絶対しゃべらないで済むような逃げて逃げて逃げて
生活していただろう。

そして 先回りして理解してくれようとする家族に対して
間違えて理解されたら 間違えた周りの人が悪いんだと
卑屈になるのだろう

真っ向から向き合えただろうか。